渋谷で「安く昼飲みを満喫したい」と考えたとき、真っ先に候補へ挙がるのが生ビール100円台〜200円台を打ち出す大衆居酒屋や、開店から夕方にかけて実施される強力なハッピーアワーです。特に道玄坂や井の頭線改札周辺のエリアでは、夜間の本格稼働前にアイドルタイムを埋めるため、破格のドリンク価格を設定する店舗が集中しています。
なぜ渋谷の一等地でこのような価格破壊が成立するのか。その理由は、家賃コストを昼の回転率で相殺するビジネスモデルにあります。夜のピーク帯に客単価4,000円を取る店舗であっても、昼間は仕込み作業と並行して少人数のフロアスタッフでオペレーションを回し、ドリンク原価ギリギリで集客してフードの追加注文で粗利を確保しています。
こうした店舗を賢く使いこなすユーザーの間では、開店直後から16時前後の時間帯を狙って短時間で2〜3杯とおつまみ1品をサクッと注文し、1人あたり1,000円〜1,500円前後のせんべろで仕上げるスタイルが定着しています。