市販の素は不要?プロが教えるお好み焼き粉の黄金配合とふわふわの秘密

市販の素は不要?プロが教えるお好み焼き粉の黄金配合とふわふわの秘密

市販の素は不要?プロが教えるお好み焼き粉の黄金配合とふわふわの秘密に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

市販のお好み焼き粉の原材料表示を確認すると、その大半は薄力粉、膨張剤(ベーキングパウダー)、調味料(アミノ酸等)、かつお節粉末、やまいも粉末で構成されています。つまり、家庭にある調味料と薄力粉を使って適切な比率で調合すれば、添加物に頼らず自分好みの出汁の効いた生地を格安で仕立てることが可能です。

専門店の厨房における実測データと調理実験を照合した結果、導き出された基本のお好み焼き粉配合黄金比(2枚分)は以下の通りです。

  • 薄力粉(バイオレット等の低タンパク粉が理想):100g
  • 濃いめにとった和風だし(十分に冷ましたもの):140ml〜150ml
  • 全卵(M〜Lサイズ):1個(約50g)
  • 長芋すりおろし:40g〜50g
  • 薄口醤油・みりん:各小さじ1/2
  • 塩:ひとつまみ(約1g)

この配合において最も重要なのがお好み焼き小麦粉だし割合です。粉100gに対して水分(だし汁)が140〜150mlという「1:1.45〜1.5」の比率は、一見するとシャバシャバで頼りなく感じられるかもしれません。しかし、加熱時に小麦粉中のデンプンが十分に吸水・糊化(α化)し、内部の水蒸気圧によってふんわりと膨らむためには、この水分量が欠かせない構造的臨界点となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。