東京から北海道へのアクセスを考える際、必ず比較対象となるのがJR東日本・JR北海道が運行する北海道新幹線(はやぶさ)です。飛行機と新幹線でどちらを選ぶべきかは、目的地が「函館」か「札幌」かによって結論が完全に分かれます。
交通工学や旅行業界で広く用いられる「4時間の壁」という指標があります。これは、鉄道の所要時間が4時間を超えると航空機へのシフトが急速に進むという理論です。
【東京〜函館エリアの場合】
東京駅から新函館北斗駅までは新幹線「はやぶさ」で最速3時間57分(通常指定席約23,500円、「トクだ値」等で約16,000円〜)。新函館北斗駅から函館駅までは「はこだてライナー」で約15〜20分です。空港までの移動や保安検査の手間を考慮すると、新幹線は悪天候に強く、中心街直結という点で飛行機と互角以上の利便性を持っています。
【東京〜札幌エリアの場合】
一方、札幌へ向かう場合、北海道新幹線は新函館北斗駅止まり(札幌延伸工事中)のため、新函館北斗駅で在来線特急「北斗」への乗り換えが必要となり、総所要時間は約7時間30分〜8時間、運賃も片道約29,000円近くに達します。これに対し、飛行機は所要約4時間、セールや早割を使えば片道1万円以下〜1万5千円程度で移動できるため、東京〜札幌間においては飛行機が時間・費用の両面で圧倒的勝利を収めています。