入所からわずか半年後の2008年10月、中島さんは日本テレビ系ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』の生徒役に抜擢されます。このドラマで共演した菊池風磨さんらとともに結成されたのが、伝説のJr.ユニット「B.I.Shadow」でした。後にSixTONESとしてデビューする松村北斗さん、髙地優吾さんが合流し、CDデビューシングル『悪魔な恋/NYC』をリリースするなど、Jr.の枠を超えた社会現象を巻き起こします。
そして入所からわずか3年7ヶ月後の2011年9月29日、帝国劇場にて「Sexy Zone」の結成が電撃発表され、同年11月16日にシングル『Sexy Zone』でメジャーデビューを果たしました。
心理学およびキャリア発達論の観点からこの時期の中島さんを分析すると、極めて高い「内発的動機づけ(Intrinsic Motivation)」と「自己効力感(Self-efficacy)」が確認できます。多くのタレントが急激な環境変化やプレッシャーに苦悩するなか、中島さんは「アイドル=天職」と定義づけ、自ら「ケンティー」というプロフェッショナルなキャラクター像を構築しました。周囲の期待をプレッシャーではなく自己表現のエネルギーへと転換する心理的バウンダリー(境界線)の確立こそが、十代での急成長を支えた心理的要因と言えます。