三番瀬のレジャー・環境発信の中核を担うのが「ふなばし三番瀬海浜公園」です。広大な干潟へ直接足を踏み入れることができる数少ない拠点であり、都心からアクセスしやすい自然体験フィールドとしてファミリー層から研究者まで幅広い層が訪れています。
特に春から初夏にかけての風物詩である「三番瀬の潮干狩り(2026年シーズン)」は、首都圏屈指の人気アクティビティです。資源保護と過度な混雑緩和を目的に、利用券は事前日時指定(オンライン予約およびコンビニ発券)が定着しており、現地窓口での当日券販売枠には制限が設けられています。アサリの持ち帰り重量制限(規定量超過分は別料金)や採取用具の規定(幅15cmを超える大型熊手やじょれんの使用禁止)が厳格に管理されており、海の持続可能性に配慮した運営が行われています。
干潟の生き物観察においては、アサリやシオフキなどの二枚貝だけでなく、コメツキガニ、ヤマトオサガニ、トビハゼなど、泥質と砂質が入り混じる豊かな底質ならではの生物相を間近で観察できます。2017年にオープンした「ふなばし三番瀬環境学習館」では、体感型展示やワークショップを通じて干潟の浄化作用や食物連鎖の仕組みを学ぶことができ、雨天時でも深い学びが得られる施設として高い評価を得ています。