大学受験を経て入学する外部生(一般入試・推薦入試組)にとって最も気になるのが、「内部進学組との壁や経済格差」です。実際のキャンパスにおける人間関係や日常風景はどのようになっているのでしょうか。
現場の学生の声や卒業生の証言を総合すると、大学学部における内部進学者の割合は全体の1割〜2割程度に過ぎません。圧倒的多数派は他高校から入学してきた一般生・指定校推薦生です。そのため、学部単位で内部生がグループを牛耳っていたり、外部生が孤立したりするような構造はほぼ見られません。
在学生の体験談によると、以下のようなリアリティが浮かび上がります。
- 「入学当初は内部生同士が知り合いで固まっているように見えたが、ゼミや実験、サークルのグループワークが始まるとあっという間に打ち解けた」
- 「内部生の中には確かに実家が富豪レベルの友人もいるが、本人は気さくでブランド品をひけらかすようなタイプは極めて稀」
- 「一般生の親の職業は公務員や一般的な会社員が多く、アルバイトをしながら通学している学生がごく普通にいる」
このように、日常の学生生活において「親の年収」や「実家の資産規模」による差別感や居心地の悪さを感じる場面はほとんどないというのが現場の一致した見解です。