歯根膜炎で噛むと痛い真相!自然治癒の誤解と抜歯リスクを徹底解明

歯根膜炎で噛むと痛い真相!自然治癒の誤解と抜歯リスクを徹底解明

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Q1:根管治療をしたばかりなのに激痛が走るのはなぜですか?
A1:治療中の器具(ファイル)が根の先端をつついたり、洗浄薬品が微量に溢れたりしたことによる物理的・化学的刺激が原因です。いわば「根の周囲の打撲」のような状態で、多くの場合は治療後2〜3日をピークに、1週間程度で徐々に治まります。ただし、痛みが1週間以上増悪し続ける場合は、仮蓋の脱落による再感染や歯根破折の可能性もあるため、主治医に連絡して再診を受けてください。

Q2:ロキソニンがまったく効かない時の緊急対処法はありますか?
A2:自己判断で規定量を超えて過剰服用することは胃潰瘍や急性腎不全のリスクがあり厳禁です。まずは痛む側の頬に濡れタオルを軽く当てる程度に冷やしてください(氷を直接当てて急激に冷やすと血流障害を招き逆効果です)。また、頭を心臓より高くして安静を保ち、血流の上昇を防ぐため入浴・飲酒・激しい運動は避けてください。翌朝一番に歯科医院へ連絡し、急性炎症の減圧処置を受けてください。

Q3:痛みが完全に消えたら、通院中の根管治療を中断してもいいですか?
A3:絶対に中断してはいけません。通院途中で放置することは、歯に穴を開けたまま放置するのと同義であり、数週間で内部に口腔内常在菌が再充満します。その結果、細菌が耐性を獲得して難治化し、最終的に骨が広範囲に溶けて抜歯を宣告される最悪のシナリオにつながります。痛みが引いた時こそ、完全な無菌密閉を行う決定的なチャンスです。

Q4:歯ぎしりが原因の歯根膜炎はどうやって治しますか?
A4:歯科医院で噛み合わせのミクロン単位の早期接触を削って調整する処置と、就寝時に歯を保護する「ナイトガード(マウスピース)」の作製を行います。保険診療で約3,000〜5,000円で作製可能です。あわせて、日中に歯を接触させないTCH是正指導(リマインダー法)を取り入れることで、数日から数週間で多くの症状が劇的に改善します。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。