Q1:熱が平熱(36度台)のままでも、インフルエンザB型の可能性はありますか?
A1:十分にあり得ます。特に大人の場合、過去の免疫や部分的な抗体によって体温上昇が抑えられ、平熱のまま頭痛や倦怠感、下痢や悪寒のみが現れる症例が数多く存在します。周囲でインフルエンザが流行している時期の体調不良は、体温の数字だけで否定せず医師の診察を受けてください。
Q2:同じ冬のシーズン中に、A型とB型の両方に感染することはありますか?
A2:はい、珍しくありません。A型とB型はウイルスの抗原構造が全く異なるため、A型に感染して抗体ができたとしてもB型への免疫は成立しません。12月にA型に感染した人が、2月や3月にB型に再感染する「重複感染・二重罹患」のケースは毎年のように報告されています。
Q3:発症から48時間を過ぎてしまった場合、抗ウイルス薬は飲めないのでしょうか?
A3:原則としてタミフル等の抗ウイルス薬は発症後48時間以内の投与で最大の効果(発熱期間の短縮など)が期待されます。48時間を過ぎた場合、重症化リスクのない成人であれば解熱鎮痛薬や整腸剤などの対症療法が中心となるケースが一般的ですが、基礎疾患の有無や病状の進行度によって医師が抗ウイルス薬の処方を判断することもあります。