SNSや大手レビュー掲示板、ユーザーコミュニティに寄せられた数千件の実使用レビューを精査すると、カタログ上のスペックでは語られないリアルな評価が浮き彫りになります。
特に顕著なのが「イヤーピースのフィッティングによる遮音性能の激変」です。ソニー WF-1000XM5に採用されているポリウレタンフォーム素材のイヤーピースは、耳腔の隙間を埋める物理遮音(パッシブアイソレーション)において極めて高い評価を得ている一方、「耳のサイズに合わないと低音が逃げてノイズキャンセリングが全く効かない」「フォーム素材特有の圧迫感が耳に合わない」という声も散見されます。
また、テレワークやリモート会議の普及に伴い、通話マイク性能に対する評価基準も厳格化しています。「周囲の騒音は消えて音楽に没入できるが、いざ通話になると自分の声がこもったり周囲のカフェの音を拾って相手に不快感を与えてしまう」という事態は、マイクの指向性ビームフォーミングや骨伝導センサーの有無によって引き起こされます。この点において、最新のハイエンド機はAIノイズリダクションマイクを搭載し、風切り音や周囲の雑音のみをカットして音声だけを届ける技術で大幅な進化を遂げています。