Q1:福島市内で雨雲レーダーに映らないのに雨が降ってくる現象があるのはなぜですか?
A1:レーダーの電波は山間部や低い高度の雨雲に対して死角が生じることがあります。特に信夫山周辺や吾妻連峰の東斜面では、極めて低い高度(高度数百メートル以下)で濃密な雨雲や霧雨(やませの影響など)が発生することがあり、上空を通過するレーダー電波の下側をすり抜けて降雨となるケースが存在します。
Q2:ゲリラ豪雨や落雷が最も発生しやすい時間帯と季節はいつですか?
A2:統計的に最も多いのは、7月中旬から8月下旬の15時から19時頃にかけてです。日中の猛烈な日照によって福島盆地の地表面が加熱され、吾妻連峰からの気流と収束する夕暮れ時に積乱雲が爆発的に発達します。西側の空が急激に暗くなり冷たい風が吹いてきたら、落雷警報の発令有無にかかわらず建物内へ退避してください。
Q3:台風接近時、福島市で最も警戒すべき雨の降り方はどのようなパターンですか?
A3:台風が日本の南海上から関東・東北の太平洋沖を北上するコースです。この進路をとると、台風東側の暖湿流が太平洋から阿武隈高地・吾妻連峰に向かって絶え間なく吹き込み、福島盆地上空で雨雲が帯状に連続生成される「線状降水帯」や大規模な降雨の集中が発生しやすくなります。阿武隈川本流の水位上昇には数時間から半日程度のタイムラグがあるため、雨が弱まった後も油断は禁物です。