長崎を訪れたなら、まず押さえておきたいのが圧倒的なスケールを誇る歴史遺産と世界的な絶景です。なかでも外せないのが、明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録された軍艦島(端島)です。廃墟が織りなす独特の景観は圧巻の一言ですが、天候や波の状況によって上陸基準が厳しく定められています。そのため、旅行が決まった段階で複数の運航会社を比較し、軍艦島上陸ツアーの事前予約を確実に済ませておくのが鉄則です。
市街地に目を向けると、国指定重要文化財の洋館群が立ち並ぶグラバー園が際立ちます。高台から長崎港を一望できるロケーションや、石畳に隠された「ハートストーン」の探索など、散策の見どころが尽きません。日没後は「世界新三大夜景」に数えられる稲佐山からの夜景へ。山頂展望台から見下ろす立体的な光のパノラマは、息をのむ美しさです。
さらに、鎖国期に唯一西洋へと開かれていた歴史を五感で学ぶ出島の和洋折衷体験や、平和の尊さを深く胸に刻む長崎原爆資料館および平和公園への訪問は、長崎のアイデンティティに触れる欠かせない時間となるでしょう。