今治市立図書館の真の強みは、中央図書館単体ではなく、市域全体を網羅する強固なネットワーク構造にあります。市内北部やしまなみ海道方面の住民にとって欠かせない存在が今治市立波方図書館です。中央図書館で予約した書籍を波方図書館の窓口で受け取ることや、その逆のルートでの返却もシームレスに行えます。
さらに、地理的に来館が難しい中山間地や島しょ部、郊外地域を力強く支えているのが移動図書館あおぞら号運行表に基づく巡回サービスです。約3,000冊以上の厳選された書籍を積載した車両が、月2回ペースで各巡回ステーション(小学校や公民館など)を巡回しています。「自宅近くのステーションであおぞら号から借り、返却は中央図書館の窓口で行う」といった柔軟な使い方も認められており、今治市民の読書権を保障するインフラとして高く機能しています。