相模湾の奥まった位置にある網代湾は、背後に迫る山々が北東風を遮る天然の要塞となっており、外海が荒れている日でも比較的波が穏やかな特徴を持ちます。しかし、海中には豊かな潮流が差し込んでおり、網代港 海上釣り堀 釣れる時期と水深のデータを読み解くと、筏が設置されているポイントの水深はおよそ15mから25mに達します。この水深の深さこそが、ビギナーがつまずきやすい最大の壁です。
初めて筏に挑む釣り人が揃えるべき網代港いかだ釣りの東海 おすすめ仕掛けは、以下の3系統に集約されます。
- 1. 下カゴ式サビキ仕掛け(ファミリー・お土産確保用):まずは足元にコマセ(アミエビ)を撒き、水深10〜15m付近に回遊するアジやイワシを確実に確保します。オモリは潮に流されないよう8号〜12号の重めを選択するのがコツです。
- 2. エレベーター仕掛け/ウキ泳がせ仕掛け(大物青物・ヒラメ狙い):サビキで釣れた元気な小アジの鼻腔やゼイゴに親針をかけ、海中へと送り込みます。アジが暴れる振動が竿先に伝わり、一気に海中へ突き刺さる瞬間は筏釣り最大の醍醐味です。ハリスは不意の大型青物に備えてフロロカーボン5号〜6号を結束しておくと安心です。
- 3. 胴突き・ブッコミ仕掛け/カゴ釣り仕掛け(底物・マダイ狙い):海底付近の砂泥地にはカワハギ、カサゴ、良型マダイが潜んでいます。オキアミやアオイソメをエサにし、底から50cm〜1mほど底を切ったタナをキープすることで根掛かりを防ぎつつ本命のアタリを待ちます。
現場での最大の鉄則は、「こまめな底取り」と「タナ(遊泳層)の共有」です。潮の満ち引きによって水深は刻一刻と変化します。朝方にアタリが集中した深さに固執せず、底から何メートル巻き上げた位置でアタリが出たのかを正確に把握することが、ビギナーとベテランの釣果差を決定づけます。