Q1:時間が経ってカピカピに乾燥した古いガムでも、家にあるもので取れますか?
A1:十分に落とせます。乾燥したガムは結合が脆くなっている反面、繊維に固着しています。消毒用アルコールを含ませたコットンで数分パックして樹脂をふやかした後、布ガムテープで軽く叩いて転写させるか、クレンジングオイルを少量馴染ませて浮かせ、最後に中性洗剤で油分を洗い流してください。
Q2:ガムを取ったあとに服が油っぽくなってシミになりそうです。防ぐ方法は?
A2:サラダ油やクレンジングオイルを使用した場合は、放置せず即座に脱脂作業を行うのが鉄則です。油分をペーパーで吸い取った直後、患部に40度前後のぬるま湯をかけ、台所用中性洗剤を1滴垂らして優しく乳化揉み洗いをしてください。白く濁って油が落ちたのを確認してから通常の洗濯を行えば、輪ジミは残りません。
Q3:除光液を使ったら服の色が白っぽくなってしまいました。元に戻せますか?
A3:除光液(アセトン)による色抜けは、繊維そのものの染料が破壊または溶出している状態のため、残念ながら家庭での洗濯や染み抜きで元の色に戻すことはできません。この状態から復元するには、クリーニング専門店の「染色補正(色掛け)」と呼ばれる特殊修復技術が必要になります。
Q4:外出先で服にガムがついてしまった場合、その場ですぐできる応急処置はありますか?
A4:絶対にティッシュで擦ったり指で引っ張ったりしないでください。コンビニやカフェで氷(または冷たい缶飲料)を手に入れ、ハンカチ越しにガムへ押し当てて冷やします。硬くなったら爪の先やプラスチックのカードの角でポロリと表面の塊だけを軽く持ち上げて取り除き、繊維に残った細かなカスは帰宅後にオイルやアルコールで処置するのがベストです。