かぼちゃの天ぷらで最も難しいのが、「衣が焦げずに中までしっかりホクホクに火を通す」タイミングの見極めです。これを劇的に簡単にするのが、厚さの統一とレンジ加熱です。
まず、かぼちゃの厚さは「7〜8mm幅」の薄切りにするのがベスト。1cmを超えると火が通りにくく、薄すぎるとかぼちゃ本来のホクホク感が損なわれます。ワタと種をスプーンで綺麗に取り除き、皮の硬い部分をところどころ削ぎ落としておくと、火の通りが均一になります。
切ったかぼちゃは、耐熱皿に重ならないように並べ、ふんわりラップをかけて600Wの電子レンジで30〜40秒ほど加熱します。完全に火を通すのではなく、「少し温まり、竹串を刺すと手応えが残る程度」の下処理を施すことで、揚げる時間を大幅に短縮できます。粗熱を取った後、キッチンペーパーで表面の水分をしっかり拭き取り、薄く打ち粉(薄力粉)をはたくことで、衣が滑り落ちずピタッと密着します。