Q1:人間用の目薬や、ペット用としてドラッグストアで売られている市販目薬で応急処置しても大丈夫ですか?
A1:絶対に使用してはいけません。人間用の目薬に含まれる血管収縮剤や防腐剤は猫の角膜に激しい毒性を示すリスクがあります。また、ペット用市販目薬も軽度の洗浄水に過ぎず、感染症の病原体を退治できません。角膜に傷がある状態で不適切な成分を点眼すると角膜穿孔を招く恐れがあるため、動物病院で処方された目薬以外は使用しないでください。
Q2:同居猫がいる場合、目やにはうつりますか?隔離は必要ですか?
A2:黄色や緑色の目やに、あるいはくしゃみを伴う猫風邪・クラミジア感染症が疑われる場合は高確率で感染します。毛づくろいの相互行為や食器、タオルの共用を通じて瞬く間に蔓延するため、獣医師の診断がつくまでは部屋を分け、飼い主自身も手指の消毒を徹底して接触してください。
Q3:目やにを拭こうとすると顔を背けて激しく嫌がります。上手にケアするコツはありますか?
A3:猫を正面から見据えて手を伸ばすと「攻撃される」と恐怖を感じます。猫の背後から包み込むように抱きかかえるか、大判のバスタオルで首から下を簀巻き(すまき)状に優しく包んで前足の抵抗を抑えてください。目元に触れる前にぬるま湯ガーゼをそっと当て、声をかけながら恐怖心を解き、一度で取り切ろうとせず短時間でケアを終えるのがコツです。