会話が途切れることを極端に恐れ、どうでもいい言葉で空間を埋めようとする人は少なくない。しかし、沈黙は決して敵ではない。むしろ、お互いの信頼関係が深まっていれば、沈黙こそが最も親密な時間になり得る。品格のある人は、沈黙を気まずいものとは捉えず、むしろお互いの思考を整理するための大切な時間として共有する。
早口でまくしたてる説得力よりも、ゆっくりと選ばれた言葉のほうが、聞き手の心に深く刺さることがある。言葉数が少ないにもかかわらず、なぜか存在感がある人。彼らは、言葉を発しない時間の使い方が抜群に上手いのだ。