閲覧注意の元祖「蓮コラ」の正体とは?ネット震撼の歴史と脳科学の真相

閲覧注意の元祖「蓮コラ」の正体とは?ネット震撼の歴史と脳科学の真相

閲覧注意の元祖「蓮コラ」の正体とは?ネット震撼の歴史と脳科学の真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

画像が流出した当初、ネット上では「南米に生息する新種の寄生虫による奇病」「バイオハザードによって漏洩した未知のウイルス感染症」といった真偽不明の怪談がまことしやかに囁かれました。あまりのリアリティに「本当にこんな病変が存在するのか」と信じ込む者が現れ、恐怖に拍車をかけたのです。

しかし、蓮コラトラウマの真相は極めてシンプルでした。元ネタとなった素材は、水生植物であるハス(蓮)が花を落とした後に残る「花托(かたく)」の写真です。蜂の巣のように無数の穴が空き、その中に丸い種子が収まっている植物写真を、画像編集ソフトを用いて生身の人肌にテクスチャマッピングした完全な創作物でした。

つまり、蓮コラ元ネタに病気や医学的実例は一切関係ありません。植物本来の造形と人体の皮膚という、本来交わるはずのない2つの要素を繋ぎ合わせた悪意あるレタッチが、都市伝説的なデマと結びついて世界的な流言を生み出しました。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。