「体にいいから」と、水代わりに豆乳をがぶ飲みするのは極めて危険だ。食品安全委員会が提示する大豆イソフラボンの安全な上限摂取目安量は、1日あたり75mg(アグリコン換算)。これは無調整豆乳に換算すると、おおむね200mlパックで1本半〜2本分(約300〜400ml)に相当する。
この上限を超えて長期間摂取し続けると、体内のエストロゲンバランスが崩れる恐れがある。女性の場合は月経周期の乱れや子宮内膜への過剰な刺激、男性の場合はホルモンバランスの変動による倦怠感などが報告されている。体に良い栄養素であっても、過剰な負荷は代謝システムを疲弊させるのだ。