車のタイヤ空気の入れ方完全解説!スタンドの手順とバースト防ぐ適正圧

車のタイヤ空気の入れ方完全解説!スタンドの手順とバースト防ぐ適正圧

車のタイヤ空気の入れ方完全解説!スタンドの手順とバースト防ぐ適正圧の重要ポイントを解説します。専門的な知識が満載です。

「空気圧が少し減っているくらい、走れるのだから問題ない」という認識は、取り返しのつかない大事故の引き金になります。国土交通省やNEXCO各社の発表によると、高速道路における車両トラブルの出動理由第1位は長年「タイヤのパンク・バースト」であり、その根底にあるのが日常的な空気圧不足です。

タイヤバースト危険性理由の中核にあるのが、物理現象である「スタンディングウェーブ現象」です。空気圧が著しく不足したタイヤで高速走行を続けると、路面に接地して潰れたタイヤのトレッド面が元の円形に復元しきれず、タイヤ後方に波打つような大きな変形が発生します。この激しい波打ちによって内部のカーカスコード(補強材)同士が超高速で激しく摩擦し、内部温度が120度を超えて短時間で急上昇します。最終的にはタイヤのゴムが耐熱限界を超えて剥離し、走行中に爆発的な破裂(バースト)に至る構造です。

同時に、家計と環境にダイレクトなダメージを与えるのがタイヤ空気圧低下燃費悪化の問題です。タイヤの内圧が適正値から50kPa低下すると、タイヤの転がり抵抗が大幅に増加し、市街地走行で約2%、高速走行では約4%以上の燃費悪化を招くという測定データがタイヤメーカーから公表されています。燃料価格が高止まりする経済環境において、指定空気圧を無視して走行することは、燃料費を無駄に垂れ流していることと同義です。

山田 真由
著者

山田 真由

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