よみうり大手町ホールの見え方と座席表!後列が神席と呼ばれる理由

よみうり大手町ホールの見え方と座席表!後列が神席と呼ばれる理由

よみうり大手町ホールの見え方と座席表!後列が神席と呼ばれる理由を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

演劇ファンや音楽通の間で、よみうり大手町ホールの7列目以降は「下手な前列よりも見やすい神席」と絶賛されるケースが目立ちます。その理由は、建築設計段階から計算された客席の階段状勾配にあります。

一般的な劇場では、1階席の後方であっても傾斜が緩く、前の観客の頭で舞台中央が見えなくなる「センター被り」のストレスが生じがちです。しかし当ホールは、7列目から18列目にかけて映画館やスタジアムに近いしっかりとした段差が1列ごとに刻まれています。これにより、前列の座高の高低に関わらず、舞台上の床面まで視界がクリアに抜ける設計となっています。

さらに見逃せないのが音響の評判です。読売新聞東京本社ビルの高層階に位置しながら、外部の地下鉄振動やオフィス街の喧騒を完全に遮断する防振浮構造を採用。ホール内には残響時間を可変できる反射パネル機構が導入されており、クラシックの生演奏時には豊かな響き(残響約1.5秒〜)を、スピーチやストレートプレイでは台詞が明瞭に届くデッドな響き(残響約1.1秒〜)を巧みにコントロールしています。「最後列でも役者の吐息や衣擦れの音までクリアに届く」という現場の評価は、この緻密な音響工学の賜物です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。