年度末となる3月の製作活動では、単に季節の飾りを作るだけでなく、「自分でできた」という達成感を味わわせ、進級への意欲を高めることが最大のねらいとなります。2歳児(イヤイヤ期を抜けて自己主張と自立が芽生える時期)の発達に合わせ、以下のねらいを指導案に落とし込むとスムーズです。
指導案に記載する具体的なねらいの例:
・春の自然現象や伝統行事(ひな祭り)に親しみを持ち、季節の移り変わりを感じる。
・道具(ハサミ、のり、シールなど)の使い方を理解し、自分の思いを主体的に表現する楽しさを味わう。
・1年間で作れるようになった技法を振り返り、進級への期待感を膨らませる。
保育者の関わり方としては、工程を細かく指示しすぎず、子どもの「こうしたい」という自発的な工夫を受け止める姿勢が求められます。多少形が歪んだりパーツがズレたりしても、それ自体が2歳児ならではの愛らしい表現であると捉え、肯定的な声かけを徹底しましょう。