SNSやネット掲示板の相談事例を分析すると、眠れない夜に多くの人が陥りがちな「典型的な悪循環」が浮き彫りになります。
最も多い失敗が「眠れないからとスマートフォンを操作してしまう」行動です。「退屈な動画を見れば眠くなると思った」「睡眠用BGMを検索していたらいつの間にかSNSを見ていた」という声が目立ちます。しかし、スマホのブルーライトによる睡眠障害への影響は深刻であり、画面の光によって睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が約50%以上抑制されることが分かっています。
また、「寝酒(アルコール)」に頼るパターンも後を絶ちません。アルコールは寝つきを一時的に良くするものの、アセトアルデヒドの覚醒作用によって中途覚醒や浅い眠りを引き起こし、不眠症を改善するどころか慢性的な睡眠障害へと悪化させる主因となります。