オープンキャンパス参加者の口コミや現場の学生ボランティアへのヒアリング取材を行うと、パンフレットや公式サイトの文字情報だけでは決して見えてこない「生の声」が浮かび上がってきます。
最も満足度が高い企画として挙げられるのが、現役学生が少人数の高校生を連れて学内を案内するキャンパスツアーです。大手予備校や進学情報サイトのアンケート調査でも、同大学の学生スタッフによる対応の親身さは常に上位にランクインしています。
「留学のリアルな休学期間や単位認定のハードル」「学食の混雑度と実際の味」「情報科学部の課題提出の過酷さ」「下宿生の家賃相場と周辺の買い物環境」など、大学幹部や入試広報課のオフィシャルな説明会では聞きにくい質問に対し、在学生が包み隠さず本音を語ってくれる点が評価を押し上げています。
ある外国語学部の在学生スタッフは、取材に対して次のように現場の様子を語っています。
「高校生からは『英語がペラペラでないと授業についていけませんか?』という不安を本当によく相談されます。私たちは見栄を張らずに、『入学当初はみんな苦戦するけれど、ネイティブ教員とのチュートリアル演習でどう乗り越えたか』を具体的に伝えています。その瞬間に高校生の表情がパッと明るくなるのを見ると、この大学の良さが伝わったと実感します。」
教員による模擬授業も、いわゆる「高校生向けのダイジェスト」にとどまらず、大学での学問探究がいかに高校までの暗記学習と異なるかを実感させる内容が練られています。知的刺激を受けた参加者が「絶対にここで学びたい」とモチベーションを跳ね上げる契機となっているのです。