映画の公開や主演ドラマを複数抱え、まさにブレイクの絶頂期にあった清水富美加さんが、突如として表舞台から姿を消したのは2017年2月11日のことでした。マスコミ各社が一斉に「芸能界引退・出家」を報じる中、そのわずか数日後の2月17日に幸福の科学出版から緊急発刊されたのが『全部言っちゃうね』です。
当時、レギュラー番組の途中降板や撮影中だった映画への影響など、業界内には数億円規模の違約金トラブルが生じると囁かれ、連日ワイドショーがトップニュースで取り上げる大騒動へと発展しました。契約問題が未解決のまま本人の肉声が綴られた書籍が世に出たスピード感は異例中の異例であり、全部言っちゃうねの出版経緯そのものが世間に強烈なインパクトを与えました。
表紙に記された「死にたかった7年、死ねなかった7年」という悲痛なフレーズは、画面越しに見せていた明るく天真爛漫なキャラクターとのギャップがあまりにも大きく、多くのファンに言葉を失わせるほどの動揺をもたらしたのです。