「レストランを利用せず、節約のために好きな食べ物を持ち込んでも大丈夫なのか」という疑問について、商船三井さんふらわあの公式運航基準と船内設備の実態から検証します。
結論から申し上げますと、飲食物の船内持ち込みは公式に認められており、一切禁止されていません。乗船前に港周辺のスーパーやコンビニエンスストアでお弁当やおつまみ、アルコール類を買い込み、海を眺めながら晩酌を楽しむスタイルは、古くからの船旅の定番として親しまれています。
ただし、利用する上で絶対に守るべき明確な境界線とマナーが存在します。
まず、「外部から持ち込んだ飲食物を船内レストランに持ち込んで食べる行為」は厳禁です。持ち込み食を飲食できる場所は、予約したプライベート個室、または案内所周辺のプロムナード、展望ラウンジなどのパブリックスペースに限られます。
設備面では、船内の各フロアに誰でも無料で使える電子レンジと給湯器(熱湯サーバー)が完備されています。カップラーメンを作ったり、持ち込んだお弁当を温めたりする環境は完璧に整っています。ただし、大部屋(相部屋・ツーリストクラス)で飲食する場合、カレーや餃子、強いニンニク臭を放つカップ麺などは周囲の乗客とのトラブル原因になりやすいため、共有のイートインスペースを利用するのが大人のマナーです。
また、新造船を中心に「テイクアウト軽食メニュー」の展開も広がっています。レストランに入場せずとも、売店や特設カウンターでカレーライスやフライドポテト、ご当地アイスクリームなどを購入し、自室でゆっくり味わうスタイルを選択することも可能です。