お重が運ばれてきた瞬間、誰もが思わず目を見張ります。器の上に載せられた蓋は完全に浮き上がり、中からはみ出た肉厚な蒲焼きが顔を覗かせています。新小岩の「うなぎ和友」が全国にその名を轟かせる最大の理由は、この規格外のデカ盛りビジュアルにあります。
看板メニューである「うな重(福)」には、大ぶりな極上うなぎが贅沢に2尾以上使用されており、表面だけでなくご飯の間にも蒲焼きが敷き詰められた二段仕立てになっています。総重量は米と合わせておよそ1kgに達し、一般的なうな重の2倍から3倍に相当する圧巻のスケールです。
店主がこのスタイルを貫く根底にあるのは、「うなぎでお腹いっぱいになってほしい」という純粋なサービス精神です。高級料理として少しずつ味わうイメージが強いうなぎを、日常の活力として心ゆくまで頬張ってほしいという創業以来の想いが、この豪快な盛り付けを生み出しました。