「トリートメントとリンスを両方使っているのに、効果をあまり実感できない」という場合、その大半は使う順番のミスが原因です。化学的・物理的な観点から導き出されるシャンプーとリンスの併用手順における絶対的な黄金順は以下の通りです。
1. シャンプー(汚れの洗浄とキューティクルを開く)
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2. トリートメント(開いた隙間から内部補修成分を浸透・定着させる)
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3. リンスまたはコンディショナー(髪表面を油膜で密閉し補修成分を閉じ込める)
もし先にリンスをつけてしまうと、表面に撥水性の高いシリコーンやカチオン界面活性剤の膜が張られます。その上からトリートメントを重ねても、肝心の補修成分が油膜に弾かれて内部へ浸透できず、高価な成分の多くが排水口へ流れ出てしまいます。
また、放置時間の決定的な違いを理解することも極めて重要です。トリートメントは成分がコルテックスの繊維間に浸透する物理的時間が必要なため、「塗布後に軽くコーミングして3〜5分置く」のがベストです。一方、リンスは毛髪表面に接触した瞬間に電荷結合(電気的な引き合い)によって吸着するため、時間を置くメリットはほとんどなく、「なじませたらすぐにすすぐ」のが正しい手順となります。