根本的に朝の覚醒力を高めるためには、前夜の準備と起床直後の行動を体系化し、睡眠の質を上げる方法を実践することが不可欠です。誰でも今日から取り組める具体的な朝すっきり起きる方法を解説します。
最も決定的なアクションは、起床直後の「体内時計リセット」です。網膜が約2500ルクス以上の明るい光(太陽光や高照度光照射装置)を感知すると、脳の視交叉上核に存在するマスタークロックがリセットされ、睡眠ホルモンの分泌が停止します。起きたらまず窓から1メートル以内に近づき、1分間外の光を眺める習慣をつけてください。
夜間の体温コントロールも重要な鍵を握ります。人間は深部体温(身体の中心部の温度)が急降下するタイミングで強い眠気を感じます。就寝の約90分前に38〜40度程度のぬるめのお湯に15分ほど浸かることで、一時的に上がった深部体温がベッドに入る頃に下がり、入眠直後の深いノンレム睡眠を確実に引き出せます。