ウォーターフロントの景色は劇的な進化を遂げている。高松港に隣接するサンポート高松エリアでは、新しい大型アリーナや商業施設の整備が進み、海辺の景観が一段と洗練された。開放的なプロムナードを歩けば、瀬戸内海の多島美が一望でき、夕暮れ時には赤く染まる空と近代的な建築美が鮮烈なコントラストを描き出す。
この街の変貌を足元から支えているのが、四国旅客鉄道のインフラ改革だ。観光列車の運行強化や駅周辺のシームレスなアクセス改善によって、都市の結節点としての機能が飛躍的に高まった。地域創生・インバウンドの推進が叫ばれるなか、高松駅周辺は国内外からの旅行者がストレスなく四国各地、そして瀬戸内の島々へと飛び立てる拠点へと進化を遂げている。かつての産業港から、世界に開かれた観光産業のフラッグシップへ。その歩みは力強く、確信に満ちている。