フォトブック選びで最も多くのユーザーがつまずくのが、価格帯による印刷画質と製本仕様の圧倒的な差です。ネット上には1冊数百円から手軽に注文できる格安品が存在しますが、これらは主に一般的なカラーレーザー印刷(4色オンデマンド印刷)を採用しています。日常の気軽なスナップ写真をまとめるには十分な仕上がりですが、暗いシーンの諧調表現や人肌の滑らかさにおいては、粒子感が目立ってしまう弱点があります。
一方、思い出を色鮮やかに永久保存したい場合は、キヤノンの高精細インクジェットプリンター「DreamLabo 5000」等を用いた7色インクジェット印刷や、写真館と同じ銀塩写真プリントを選ぶのが鉄則です。特に銀塩プリントは光と薬品によって発色させるため、耐水性や耐光性に優れ、数十年経過しても色褪せない圧倒的な耐久性を誇ります。
また、製本形式も見落とせないポイントです。手軽でかさばらない「ソフトカバー」に対し、厚紙の芯材を使った「ハードカバー」は耐久性が段違いで、ページの角折れや湿気による歪みを防ぎます。さらに、ページの中央部分が180度完全にフラットに開く「合紙綴じ(フルフラット)」を選べば、見開き2ページにまたがる集合写真やパノラマ風景も途切れずに美しく鑑賞できます。