厚生労働省の管轄下にある独立行政法人労働者健康安全機構が運営する同院では、現在「九州労災病院高度医療機能強化プロジェクト」が精力的に推進されている。長年蓄積された労働災害医療の高度な知見を軸に、最先端の医療機器や高精度な集中治療環境を整える取り組みだ。
院長の平田敬治氏は、地域全体の医療レベルを底上げする重要性を強く訴える。職場での重傷外傷や突発的な急性疾患への対応はもちろんのこと、早期の職場復帰へ向けた総合的ケアこそが働く世代の暮らしを守る要となる。行政と現場が手を取り合い、高度医療を迅速に届ける体制が日々強固なものへと鍛え上げられている。