ポッキーの歴史を語る上で欠かせないのが、テレビCMによる圧倒的なブーム創出だ。かつて新垣結衣が軽快なダンスを披露したCMは日本中で社会現象となり、「ポッキー=弾ける笑顔と楽しさ」というイメージを確固たるものにした。あの画面から溢れ出していた弾けた空気感は、今でも多くの人々の記憶に鮮明に残っている。
時代が移り変わり、プロモーションの主戦場はテレビからデジタル空間へと拡張した。現在ではX(旧Twitter)やYouTubeを中心に、短いポッキーをアレンジしたスイーツレシピや、短尺ならではの「映える」食べ方がバイラルで拡散している。クリエイターたちが投稿するショート動画や開封レビューは、瞬く間に数百万回再生を記録。「かわいい」「食べやすい」といった自然発生的な口コミが、次なる大ヒットを後押ししている。