定期テストやTOEICのPart 5で出題者が好んで罠を仕掛けるのが、所有格と所有代名詞の違い、そして「they their them theirs 表」に代表される3人称複数の使い分けです。ここを曖昧にしたままでは、スコアの頭打ちを招きます。
両者の本質的な見分け方は極めてシンプルで、「直後に名詞が存在するかどうか」に集約されます。
- 所有格(my, your, theirなど):単独では使えず、必ず後ろに名詞が必須(例:This is my book. / That is their house.)
- 所有代名詞(mine, yours, theirsなど):「所有格+名詞」が合体した形であり、直後に名詞を置いてはならない(例:This book is mine. / That house is theirs.)
特に注意を払うべきは3人称複数の「they」系統です。「they(彼らは)」「their(彼らの)」「them(彼らを)」「theirs(彼らのもの)」は、対象が人間だけでなく「物(それらは・それらの)」の複数形としても使われます。さらに2026年現在の現代英語においては、性別を特定しない単数の人物を指す「単数のthey(singular they)」が主要メディアや学術機関でも完全に定着しています。「they=彼ら」と一対一で固定観念を持っていると、長文読解で文脈を見失うリスクがある点に留意してください。