50代妊娠してしまった真相と選択肢|更年期との違いと母体リスク

50代妊娠してしまった真相と選択肢|更年期との違いと母体リスク

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50代の妊娠をめぐっては、医療情報や法的知識の不足からくる危険な誤認がネット上に散見されます。それらを正しく是正しておく必要があります。

第一の誤解は、「50代の妊娠は放っておけばどうせ自然流産する」という根拠のない楽観論です。確かに流産率は約50%〜70%と高水準ですが、裏を返せば3割から5割の確率は子宮内で胎児が成長を続けることを意味します。受診を先延ばしにしている間に妊娠週数が進み、法的・身体的に中絶が選択できない段階に追い込まれるリスクがあります。また、万が一自然流産となった場合でも、子宮内に遺残物が生じれば大出血や子宮内感染を引き起こし、母体の生命を脅かすため、適切な医療処置(子宮内容除去術など)が絶対に必要です。

第二の盲点は、「更年期のホルモン補充療法(HRT)を受けているから妊娠しない」という思い込みです。HRTは更年期障害の症状を緩和するためのホルモン調整であり、避妊効果を持つ低用量ピルとは成分も作用機序も全く異なります。排卵を抑制する効果はないため、HRT治療中であっても避妊措置を怠れば妊娠は成立します。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。