中国水族館のジンベイザメロボット炎上!巨額制作費と返金騒動の全貌

中国水族館のジンベイザメロボット炎上!巨額制作費と返金騒動の全貌

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世界中の水族館ファンや観光客を驚かせた今回の騒動ですが、水族館側が本物のジンベイザメを展示しなかった背景には、国際的な環境保護の潮流と中国国内の法規制が大きく関係しています。

現在、ジンベイザメは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種(Endangered)に指定されているほか、中国国内でも「国家二級重点保護野生動物」に指定されています。これにより、野生個体の商業目的での捕獲、展示、売買は極めて厳格に制限されており、新規オープンの水族館が生体を法的に入手・搬入するハードルは以前とは比べものにならないほど高くなっています。

加えて、ジンベイザメの長期飼育には莫大な維持管理費がかかります。巨大水槽の専用ろ過設備、1日に数十キロにも及ぶプランクトンや小魚などの餌代、専属の獣医チームの配置など、年間維持費は数億円規模に達することも珍しくありません。水族館側は、法律の遵守と生態系の保護、さらには長期的なコストや生存リスクの低減を両立させる現実的な代替案として、最先端のロボットジンベイザメの導入を選択したというわけです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。