メディア露出が増えるにつれ、一部のライト層からは「クールで人付き合いが苦手な孤高の天才」「最初からエリート街道を歩んできた」というイメージを持たれることがあります。しかし、これは明確な誤解です。
実際の松村北斗のキャリアは、決して平坦なものではありませんでした。2009年2月15日に入所後、中山優馬 w/B.I.ShadowとしてCDデビューを果たすもグループが事実上の自然消滅。その後、ドラマ『私立バカレア高校』への出演をきっかけに現在のSixTONESメンバーと出会いますが、正式結成とCDデビュー(2020年1月)に至るまでには約11年もの歳月を要しました。
「自分には何もないのではないか」という焦燥感を抱えながら、空手の全国大会で培った驚異的な集中力と、読書を通じて培った語彙力を武器に、地道に演技レッスンと自己研鑽を積み重ねてきました。彼の放つミステリアスな魅力は、生来のクールさではなく、逆境の中で磨き抜かれた「泥臭い覚悟と知性」に裏打ちされています。