タイトルの中核をなす「ブギー(Boogie)」という単語は、もともと1920年代のアフリカ系アメリカ人コミュニティで生まれたピアノ主体のブルース演奏様式「ブギウギ(Boogie-Woogie)」にルーツを持ちます。反復される躍動的なベースラインが特徴で、身体を揺らしたくなるリズムそのものを意味していました。
これが1970年代から1980年代のディスコやファンクのムーヴメントの中で進化し、英語のスラングとして「Boogie=ご機嫌に踊る、パーティーを楽しむ」という動詞として広く定着していきます。「Let's boogie!(さあ、踊ろう! / 繰り出そうぜ!)」といった表現は、当時の若者カルチャーを象徴するフレーズでした。
そこに「Back」が組み合わさった「Boogie Back」というフレーズは、直訳すると「再び踊る」「ダンスフロアに戻る」という意味合いを持ちます。ナイトクラビングの現場においては、「日常を抜け出して、夜のグルーヴや心地よい高揚感の中へもう一度飛び込む」というニュアンスを帯びた、極めて都会的で解放感に満ちたスラングとして解釈されています。