アクティビティの質も劇的に進化している。大沼・小沼に浮かぶ無数の小島を縫うように進むカヌーツアーは、今や予約困難な人気プログラムだ。エンジン音のない世界で、パドルが水をかく音だけが響く。ガイドたちが語る湖の生態系や歴史に耳を傾けながら、水面に近い視点で自然と一体になる感覚は、他では得がたい。
また、湖を一周する約14キロのサイクリングロードも整備が進み、電動アシスト自転車のレンタルが普及したことで、体力に自信のない人でも気軽に挑戦できるようになった。木漏れ日の中を駆け抜け、お気に入りのプライベートスポットを見つける楽しさは、団体旅行では決して味わえない醍醐味だろう。