日本のアコースティックな情緒と洋楽的で鋭利なサウンドを融合させ、独自の立ち位置を構築してきた登坂広臣。彼が身に纏う視覚的エレメントの中でも、体に刻まれた墨の痕跡は特別な意味を持つ。 LDH JAPAN の一員としてメジャーシーンのトップに登り詰める過程で、彼は常に「個」の表現を研ぎ澄ませてきた。
タトゥーは彼にとって、過ぎ去った過去の記憶や忘れ得ぬ感情、あるいはアーティストとしてブレない軸を固定するための永遠の誓いなのだろう。単なる流行に乗ったボディペイントではなく、自らの身体そのものをキャンバスに見立てた芸術的ステートメントである。