フットボール戦術論およびチームビルディングの観点から見ると、現在のアルゼンチン代表は「カリスマへの敬意」と「個の自立」が完璧に調和した稀有な組織モデルです。スポーツ心理学で言われる『心理的安全性』がスカローニ体制によって確立されており、若手が委縮することなくメッシと同じピッチで自身の持ち味を発揮できています。
【観戦・応援の判断基準】このチームを追うべき人・従来のイメージと異なる人
- 絶対に見るべき人:世界最高峰の集団的インテンシティと、メッシの円熟味あふれるラストダンスを目撃したいファン。近代戦術の極みである可変プレッシングを学びたい人。
- ギャップを感じる可能性がある人:90年代〜2000年代のような「個人の派手なドリブル突破の連続」や、マラドーナ時代のような完全なワンマンチームのドラマ性を求めている人(現在のチームは極めて組織的でシステマチックです)。