高校入試における基礎指標を確認すると、都立大山高校の偏差値は大手模擬試験(Vもぎ・Wもぎ等)の基準で40〜42前後に位置しています。都立普通科の中では基礎からじっくり学び直す層を多く受け入れている学校であり、入試難易度のハードル自体は決して高くありません。中学校の通知表における換算内申の目安は、およそ30〜34(素内申でオール3前後から2が混ざる水準)が実質的な合格圏の目安となります。
入学者選抜において注目すべきは、東京都教育委員会が導入した男女合同選抜の定着による倍率の推移です。過去には男子枠・女子枠の定員差による倍率の歪みが見られましたが、合同選抜化以降は性別による極端な難易度差が解消されました。都立大山高校の倍率は、近年の一般入試において1.05倍から1.20倍程度の安定した範囲で推移しています。定員割れを起こす年度がある一方で、私立高校の授業料実質無償化政策の進展に伴い、手頃な通学距離と手厚い基礎指導を求めて堅実に出願する受験生が一定数存在します。
当日の学力検査では、国語・数学・英語・理科・社会の共通問題が課されますが、満点を狙う必要はありません。各教科の配点において、大問1などの基礎計算や漢字、基本知識を確実に拾い、5教科合計で180点〜220点(500点満点換算)を確実に確保することが、都立大山高校の合格ラインを突破するための最短ルートとなります。