番組ファンがこれほどまでに2人の去就に熱狂した背景には、HANAとYURIの間に芽生えた特別な関係性がありました。
ライバル同士でありながら、同じボーカリストとして互いの才能を誰よりも早く認め合っていた2人。合宿審査でのチーム編成や自主練習の風景では、声を重ねながら笑顔を交わし、スランプに陥ったときには背中を押し合う姿が何度も捉えられました。当時のネットコミュニティ(X、5ちゃんねる、Yahoo!知恵袋等)では「ハナユリのハモりは神の領域」「この2人が同じグループで歌う未来しか見えない」と、2人のデュオや同時合格を熱望する声が日を追うごとに過熱していったのです。
それだけに、YURIの脱落が告げられた瞬間の現場の空気と、放送後の視聴者の喪失感は計り知れないものがありました。審査発表の場でHANAが見せた涙と、結果を受け止め気丈に振る舞いながらHANAを抱きしめたYURIの姿は、多くの視聴者の胸を締め付けました。
「あの2人が並び立つステージを公式で見たかった」というファンの想いは、放送終了から1年以上が経った2026年現在もなお根強く残っており、YouTubeの過去パフォーマンス動画には今も世界中から応援コメントが書き込まれ続けています。