生鮮の白子をそのまま焼くと、わずかに残る血液やぬめりが雑味の原因となります。名店の板前が実践する基本のフグ白子 下処理方法は次の4ステップです。
- 筋と血筋の除去: 白子の表面にある太い血管や赤い血溜まりを、爪楊枝の先や包丁の刃先を使って丁寧に押し出すように取り除きます。
- 塩水での洗浄: 濃度3%程度の冷たい塩水(海水と同程度)をボウルに用意し、白子を優しく泳がせるように洗ってぬめりを落とします。真水で直接洗うと浸透圧で水っぽくなるため厳禁です。
- 酒洗いと水気拭き: 塩水から引き上げた後、料理酒を少量振りかけてペーパータオルで表面の水分を徹底的に吸い取ります。
- 薄塩での引き締め: 焼く10分前に全体へ軽く振り塩をし、浮き出た微量の水分を再度拭き取ります。これにより皮が引き締まり、焼き崩れを防げます。
焼き上がった白子には、粗塩やすだちを絞るだけでも絶品ですが、自家製合わせダレでいただくフグ白子 ポン酢レシピも格別です。本醸造醤油・橙(だいだい)またはすだち果汁・本みりん・昆布出汁を「3:3:1:1」の比率で合わせ、一晩寝かせた特製ポン酢に、刻んだ浅葱ともみじおろしを添えることで、濃厚な白子の後味を爽やかに昇華させます。