浅草・国際通りから一本西側の路地を入った西浅草2丁目に佇む来集軒。創業は1950年(昭和25年)に遡り、浅草の興亡を見守り続けてきた生きた文化財とも言える存在です。浅草が演劇と映画の中心地として日本中から人を集めていた時代、多くの舞台関係者や文化人がこの店のカウンターで空腹を満たしました。
現在における営業体制は、仕込みの質を維持するため昼の時間帯(11:30頃〜14:30前後)を主軸とした営業スタイルを確立しています。スープや名物のチャーシュー、手包みワンタンが規定数に達し次第、看板が仕舞われるケースもあるため、遠方から訪れる際は早い時間帯の到着が推奨されます。
つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩約3分、東京メトロ銀座線「田原町駅」からも徒歩約5分という好立地にありながら、表通りの喧騒から遮断された下町の空気が漂っています。店内は赤と白を基調としたカウンター席とテーブル席が配置され、昭和の風情が今なお色濃く息づいています。