リンキィディンクスタジオが長年バンドマンから愛されている最大の理由は、無機質な清潔さではなく、現場で鍛え上げられた「鳴りの良い音響」と「信頼できるヴィンテージ・ハードウェア」にあります。
常設機材のリファレンスとして、ギターアンプにはMarshall(JCM900 / JCM2000 DSL)やRoland JC-120はもちろん、一部のスタジオにはMesa/BoogieやFender Twin Reverbなどの名機が惜しみなくセッティングされています。ベースアンプにはAmpeg SVT-3PROやSVT-4PROキャビネットが唸りを上げ、ドラムセットにはPearlやCanopus、YAMAHAの厳選モデルが配置されています。スタッフ自身が現役のミュージシャンやPAエンジニアであるケースが多く、ドラムヘッドのピッチ調整やスネアのメンテが行き届いている点は、他の大手チェーンスタジオとの明確な差別化要素です。
SNSや口コミサイト上に寄せられた利用者の生の声と検証結果は以下のとおりです。
「下北沢で音を作るなら結局リンキィに戻ってしまう。壁の吸音処理がデッドすぎず、ライブハウスのステージ上で鳴らしているような生々しい音圧が身体に返ってくる(20代・ロックバンドGu & Vo)」
「長年使っているが、スタッフがフレンドリーでアンプのトラブルがあっても即座にバックアップを持ってきてくれる。ただ、一部の部屋はエアコンの効きやドアの開閉に少し歴史(年季)を感じる部分もある(30代・サポートドラマー)」
このように、モダンなホテルラウンジのような小綺麗さを求める層からは施設の経年劣化が指摘される一方、「実際のライブで出すべきバンドサウンドを客観的にモニターできる」という実戦派プレイヤーからは圧倒的な支持を獲得しています。