ネット上で話題沸騰のすすきの「罪と罰」とは一体何なのか。結論から言えば、このキーワードは札幌・ススキノに実在する実店舗のバー「罪と罰」と、2023年7月に発生したススキノホテル殺人事件の公判におけるドストエフスキーの小説『罪と罰』を引き合いにした論評が、検索エンジンのアルゴリズム上で偶発的に融合したものです。
検索窓に「すすきの」と打ち込むとサジェスト候補に現れるため、「事件の現場となった店ではないか」「容疑者一家が関係していた拠点なのか」といった誤った憶測が一人歩きしました。しかし、警察発表資料および法廷証言を精査しても、事件関係者と同名店舗との直接的な接点は一切確認されていません。
情報の真偽が曖昧なままSNS上で拡散された結果、夜の街を愛するバー愛好者のクチコミと、凄惨な事件の裁判ニュースを追うユーザーのアクセスが一点に集中し、現在の異常な注目度を形成するに至っています。