画数の多い漢字決定版!84画の幻の文字からビャンビャン麺の由来まで徹底解明

画数の多い漢字決定版!84画の幻の文字からビャンビャン麺の由来まで徹底解明

画数の多い漢字決定版!84画の幻の文字からビャンビャン麺の由来まで徹底解明に関する注目トピックをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

日本国内の記録が「たいと」であれば、世界的な知名度と実用性において他の追随を許さないのが、中国・陝西省発祥の郷土麺料理に使われる57画の「ビャン(Biáng)」です。近年では日本国内のコンビニエンスストアや大手中華料理チェーンでも定番商品化されたことで、店頭のポップやパッケージで見覚えのある方も多いはずです。

この「ビャン」という漢字は、「穴」のなかに「言」「幺」「長」「馬」「心」「月」「刂(りっとう)」「辶(しんにょう)」など、おびただしい数の部首やパーツが詰め込まれています。なぜこれほど入り組んだ文字になったのかについて、現地の文化伝承や民間説話では「麺を打つ際に調理台へ生地を勢いよく叩きつけるときの『ビャンビャン!』という破裂音」を文字化したと伝えられています。さらに、かつて貧しい書生が麺代の代わりに店頭の看板として考案し、客引きのためのアイキャッチとしてわざと複雑怪奇に仕立て上げたという商業的プロモーションの側面も指摘されています。

一方、中国の古字や辞書の世界に目を向けると、さらに上を行く文字が歴史の闇に埋もれています。例えば、雷の象形である「田」に四つの稲妻を配した文字を4つ組み合わせた古字(128画)や、道教において悪霊を退散させるために護符として書かれた「雷公符」に由来する160画超の複合文字など、宗教的儀礼や呪術の現場では、常識を遥かに凌駕する画数の記号が生み出されてきました。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。