喜十郎のメニューを開いた際、まず押さえておきたいのが日替わりの「本日のおすすめ黒板」に書かれた地魚です。三陸の豊かな海が育んだ「金華サバ」「活タコ」「ヒラメ」「生ホタテ」は、鮮度管理が極めてシビアなネタでありながら、驚くほど澄んだ旨味と心地よい歯ごたえを楽しめます。
看板メニューであるマグロ類も外せません。赤身の深いコクはもちろん、きめ細やかなサシが入った「中トロ」「大トロ」は、舌の上で上質な脂がさらりと溶け出し、脂のくどさを一切感じさせません。また、自家製の玉子焼きや炙りサーモンなど、仕込みに手間をかけた一品料理も常連客から高い支持を得ています。
平日に訪れる機会があるなら、「喜十郎ランチセット」が最大の狙い目です。職人が厳選した旬の握り8〜10貫に、出汁の効いたお椀(あら汁や味噌汁)や茶碗蒸しが付いたセットが1,000円台前半から提供されており、角田エリア屈指のハイバリューランチとして知られています。