金曜ロードショーのジブリ放送を語る上で欠かせないのが、視聴者参加型のSNS現象です。なかでも『天空の城ラピュタ』クライマックスにおける「バルス祭りネットの反応」は、世界的なデータ通信量の急増を引き起こした事例として知られています。
2013年の放送時には、1秒あたりのツイート(現ポスト)数が143,199件に達し、当時の世界記録を樹立しました。受動的にテレビを見るだけでなく、同じ瞬間に特定のキーワードを一斉に打ち込む「共時的体験」として、デジタルネイティブ世代にも深く浸透しています。
また、ファンの間で長年議論されている「宮崎駿監督裏設定」についても、制作日誌や関係者の手記から興味深い事実が明らかになっています。
- 『となりのトトロ』の都市伝説:ネット上で拡散された「サツキとメイはすでに死亡している」「トトロは死神」という不気味な噂について、スタジオジブリ公式ブログおよび広報部は明確に「事実無根の噂」として公式に否定しています。メイの影が後半薄くなる描写も、作画工数の省略や日照角度による演出上の都合に過ぎません。
- 『千と千尋の神隠し』のラストシーン:千尋が元の世界に戻った際、髪留めだけが光る演出について、宮崎駿監督は「異世界での体験は夢ではなく、本物の成長の証として現実世界に持ち帰った」というメッセージを込めたと各種インタビューで語っています。